布雑貨について

最終更新: 9月6日


みんなで暮らす

こちらは今回の展示にあわせて発表した新作のバッグです

フランスのヴィンテージリネンを使用し重厚ながらもソフトな仕上がりになっています。

ヴィンテージリネンは、何年も何年も愛用できる素晴らしい品です。


そこで、少し私の布雑貨、テキスタイルについての考えをお伝えしようと思います。


誰でも簡単にハンドメイド作品が作れる今

趣味で縫製をしている人もやまほどいますね


アパレル会社でテキスタイルデザイナーをメインに雑貨、グラフィックと携わってきたものからすると、布雑貨は特に一瞬で素人の作品かどうかがすぐにわかります。


ステッチの幅ひとつも何ミリが最適なのかを考えるのがデザインの全てです。


わたしのテキスタイルデザインには全て物語があり

手にした人がその物語とともに歴史をきざみ長く愛用できる素材選びをしています。


また、一見簡単にみえるトートバッグですが

プレタポルテで長年働いてたパタンナー、そして最近では海外ブランドのパタンナーさんにもお世話になっていて、1mm単位でバッグの形や紐の長さなど徹底して作っています。


長く持てるものであることで、自身の歴史が詰まった愛しいアイテムに変化していくものだと思っています。そのためにパタンナーさんの腕は非常に大切です。


そして、私が私服でもゆずれないのが天然素材。

もとからリネンとコットンを愛していましたが、これだけエコが騒がれているなか

いまだにポリエステルの布を作った商品が多いことに驚愕しています。


それを作る時、どれだけ環境破壊をしているのか?

また、それをいつか捨てる時も同様です。


「かわいい!」その気持ちだけで手にする時代から

長く大切にしたいもの、環境にやさしいこと、お直しをしてずっとずっと使っていただける

それこそがエコでありデザインの完成形です。


みなさまの生活になじみ、心の灯になるようなデザインを

お届けできるよう、日々探究したいと思っています。



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